IPO・内部統制コンサル日記

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株式上場サミット2011①遡及監査

6月10日、新日本有限責任監査法人主催(東京証券取引所、日本政策投資銀行後援)の株式上場サミットが開催されました。本来は3月18日に予定されていたのですが震災の影響で延期されていたものです。
特筆すべきはやはり東証の前向き過ぎるほど前向きな態度。東証は営業本部長の小沼さんがお話しされたのですが、ご存知の通り最近上場推進部長から組織変更で営業本部長に。そしてこの部隊には東証の審査経験者がたくさんいらっしゃるのですが、要するに前さばきの段階で「この会社は上場可能かどうか」を見極めるシステムにしたようです。

監査法人の遡及監査についても、「上場の要件で求めているのは、直前期の無限定適正」という発言がありました。つまり直前々期については、無限定適正でなくても、例えば期首に監査契約を結んでいなくて期首残高が確認できていなくても問題ない、という見解のようです。
これに先立ち、新日本監査法人の三浦さんの発言の中には、「直前々期の期首に監査契約を締結していなくても、その前の期にショートレビューを実施していた場合には、監査証明が出せる」という発言がなされていましたので、実務的には両者で若干の相違が感じられました。しかしながら実際に監査証明を出すのは監査法人ですから、遡及監査の道のりはそれほど容易な事ではないかもしれません。

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